評判のよかったPyQを実際に試してみたら、予想以上によかったので感想を書いてみた
「PyQの評判や料金ってどうなの?」
Python特化のプログラミングサービスであるPyQ。
以前から「Pythonを勉強するなら、PyQがいいよ!」と友達に紹介されたのですが、いきなり有料登録しなければならないので、どんなものかわからず試してなかったのですが、ここ最近満を持してPyQに登録して試してみました!
そして有料課金してみました!
そこで今回、PyQについてまとめてみたいと思います。
この記事を読んで分かること
- PyQは有料なので、評判を調べて、どんなものなのか?
- PyQは自分のレベルに本当にあっているのか?
- どんなコースがあるのか?
3分くらいで簡単に読めるようにまとめるので、PyQを使おうか迷っている方は、ぜひ最後までこの記事をお読みください!
目次 (PRも含まれます)
PyQとは
PyQとは、株式会社はBeProudが運営している、完全オンラインプログラミング学習サービスです。
株式会社BeProud自体が機械学習の受託開発を行っていたり、Pythonを利用した開発を行っている会社なので、技術レベルも非常に信頼することができます。
PyQのサービス内容
PyQのサービス内容としては、主にPythonを学習するためのプログラミング学習プラットフォームです。下の画像のように、様々なコースや、目的に応じた「クエスト」というパッケージから、学コースを選んで、学習を進めることができます。
PyQの講座内容
PyQの講座内容としては、なんといってもかゆいところに手が届くコンテンツが多いことです。
- データ収集の自動化技術である、Webスクレイピング・クローリング
- 統計分析
- Web APIの設計
- 実務で使うコード設計を仕様書から実装する
こちらがWebスクレイピングのコースですね。Requests、Scrapy、BeautifulSoupを利用したWebスクレイピングを学べるようになっています。
ゼロからクローラーを作れるようなコースもあります。
また特によいと思うのが、実務よりの技術を身に着けられるところですね。「実務で役立つPython」コースに関しては、ユニットテストから設計まで含まれています。
しかも確率統計を、Jupyter Notebookを利用して、リアルタイムで書いたりもできます。
PyQのレベル
個人的にPythonのレベルとしては、以下の5段階があると思っています。
- 初心者:プログラミングで基礎的な文法(for, while, if, 関数)がわかる
- 初級:Pythonを利用したプログラミングの型等がわかる
- 初中級:Pythonの様々なライブラリを利用することができる
- 中級:Pythonを利用して、データベース設計や、Webアプリケーションを構築できる
- 上級:インフラがわかり、自身でWebサービスを公開できる、機械学習を利用したアプリケーションを実装することができる
というレベル感だとすると、PyQは初級~中級レベルの人に非常におすすめです。
例えば、Pythonを利用したデータベース設計、PythonのWebフレームワークであるFlask, Djangoを利用したプログラミングの基礎、ユニットテスト、Web APIの設計等、初心者から中級者レベルになる場合は、は、このサービスしか基本的には扱っていません。
また、データの前処理等も月額ですべてのプランが学習できるので、非常に効率的に学習することができます。
PyQの料金
PyQの料金設定としては、以下の二種類があります。
- 個人ライトプラン:3,040円
- 個人スタンダードプラン 8,130円
個人ライトプランと、個人スタンダードプランの違いとしては、
- PyQに投稿された過去質問の閲覧ができるか
- プロによる質問回答ができるか
だけなので、個人ライトプランで最初に試してみるのがよいと思います!
てか、普通に安すぎますね!
¥3,040で技術書¥10,000以上の価値は余裕である教材だと思うので、Progate終わった人とかぜひ試してみるとよいと思います!
かなり実践的にスキルを学ぶことができると思います。
スタンダードプランもありますが、普通に個人のライトプランで十分だと思います。
¥3,040のライトプランですべてのコースが受講できるので、こちらでよいのではないかと。
PyQのここがよい!
個人的にPyQがかなりおすすめなのは、以下の観点です。
- プログラミング初心者が「次に何を学ぶべきか」が網羅されている
- いきなり実践でWebアプリを作るまでの技量と、Progateよりちょっと先くらいのレベルのギャップを埋めている
僕自身もプログラミングを独学しているのですが、より実践的なことを学習したいと思ったときに、ほかのプログラミング学習サービスだとちょっと不足なんですよね。
Udemyもいいんですが、技術的にはちょっとレベルが高い。
PyQを利用すると、例えば大規模なアプリケーションを作ることができると思うんですよね。
なかなかこういうソフトウェア開発のイロハを学べるサービスはあまりなく、かつ本質的に求められているスキルなので、こういう力が身につくのは非常によいと思います。
プログラミング初級者から、実務で使える中級者レベルに上がるには、学ぶべき必須の学習項目なのではないかと思います。
UdemyでDjangoの入門講座とかも買いましたが、Udemyの動画やりも安く、すべてのコースが受け放題なので、これから学習する人は、PyQから試してみるのがよいかと思います。
PyQをやってみて、クラウド上で開発する経験を積んだうえで、Udemy等の動画を見ながらゼロからアプリケーションを作っていくと、PyQで学んだ知識をもとに実践することができるので、非常に学習が加速しそうです!
PyQがおすすめな人の特徴は?
僕がこのサービスをおすすめできるのは、以下のような人です!
- Pythonのプログラミングの基礎は学んでみたけど、まだ作れるレベルには至っていないなぁ。。。
- けど、これからアプリを作ってみたりしたいけど、Udemyの動画から始めるにはちょっとわからないことが多すぎる。。。
- プログラミングスクールに行くにはお金がかかりすぎるので、まずは独学で進めてみたい!
PyQはプログラミング初級の人が、さらに実践的なPythonコードを実装するには非常によいと思います。気になった方はぜひPyQを試してみてください!
PyQの勉強だけでPythonエンジニアに転職できる?
実際エンジニアに就職・転職するために、最低限必要なのは以下の2点です。
- IT業界、特にエンジニア業界の知識をしっかりと持っておくこと
- 自分で何かしらのアプリを作り、ポートフォリオを準備すること
プログラミング学習では、オリジナルのポートフォリオが必須なんですよね。
ただ、独学でゼロからやろうとすると、相当時間がかかりますし、9割がた挫折します。
独学でやってみて、つらかったこととしては、こんな感じです。
- エラーの解決方法が全く分からず、3日間悩んでしまう
- 目標を達成するために、何を勉強すべきか全くわからなくなる
- いくら調べて勉強しても、具体的なサイト・アプリが作れる気がしない…
僕の場合は、プログラミングスクールを経営している友達がいたので、彼に途中からメンターに入ってもらったのですが、かなり学習効率が上がりました。
- 3日間悩んでいたことが、30秒で解決できるようになった
- Webサイトを作るところから逆算して何を学べばいいかわかるから、やる気が上がった
- エラーも自己解決できるような、学習方法が学べたので、学習効率が上がった
一気に効率的に学習できるようになり上達しました。
PyQ以外におすすめのオンライン学習サービス:Manajob
Manajobは、株式会社インディバースが運営する動画+テキストでIT系全般を学習できる越境型IT学習サービス。 など、幅広いジャンルのコンテンツを、無料で学習することができます。 実際に など、ゴールから逆算して学習することができるのでおすすめです。
まとめ
というわけで、PyQの評判についてレビューしました。
プログラミングスクールに通っても失敗してしまう人の特徴をまとめた関連記事がありますので、気になる人はこちらも合わせてご覧ください。